定置網漁絶好調
ワカメ漁中の私に挨拶でもするかのように、青い宝石のようなコウナゴ(キビナゴ)の群れが突然現れたり、姿を消したりと、変幻自在に泳ぎまわります。
エサとなるコウナゴ(小女子)を追いかけるようにして、近海に魚が集まります。
それらを定置網漁でガッツリ獲ります。浜のオッチャン、カメラを構えてる私に対し、なにやら話かけてきます。
「おい、戸井のアンカー(兄ちゃん)、○▼×△○▼×△○▼×△○▼×△・・、ワッハハハ」
「そうやね~、ワッハハハ」
言語不明瞭のため、どんなジョークを私に投げかけて笑っているのかわかりませんが、とりあえず、相槌打って、笑っとこう。
いつも笑顔を絶やさないことが、よそ者である私が浜で生きてく上での大切な技術なのです。
アジは猫がまたぐくらい豊漁です。
連日の重労働で顔が土色に変色したアンチャン、大丈夫ですか?
それは日焼けか? 内臓疾患か?
捌くとお腹の中はコウナゴで一杯です。美味しいベイトフィッシュをいっぱい食べて、魚の筋肉はプリプリに張ってます。
それら橋立産の魚貝のお造りです。甘エビ、コウイカ、バイ貝、マダイ、アジ、ミズダコの6種盛り。
残さず食べることが、せめてもの、魚に対する思いやりです。心して食べよ。
コメント
豊漁続きとのこと。
悪い時もあれば、良い時もあるんですね!
私も、県外から来ているので地元の人の話が判らないこともあり適当に話を合わせていますが、これまで大きな問題になったことは無いです。
大した用件でないことがほとんどなんでしょうね!
投稿者: ぱんだ | 2012年5月 4日 20:45
ぱんださんへ
そうです。良い時もあるし、悪い時もあります。
用件のあるなしに関わらず、地元の人との何気ない会話が大事ですね。
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2012年5月 5日 07:45