潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

ホーム 橋立漁港のご案内 ルアーフィッシングツアー 産地直送販売 橋立退屈日記 戸井鮮魚概要

カレンダー

2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

アーカイブ

« 今時の一夜干しの魚達 | メイン | 輪行ロングライド »

橋立ペスカトーレ風トラエビのアメリケーヌパスタwithクロノドグロ

111067.JPG

この長ったらしい名前のパスタを作ります。まずはソースから。

フツフツとニンニクとオリーブオイルの香りがたったフライパンにトラエビの頭を入れて炒めます。

111061.JPG

そこにタマネギを入れてしんなりするまで炒めて白ワインでフランベします。アルコール分を飛ばしてから、

111063.JPG

トマトホールと水を入れてグツグツ煮込みます。

111064.JPG

途中、丁寧にアク取りをして雑味をそぎ落とします。

111065.JPG

ザルで漉して、さらに煮詰めて塩・胡椒で味をととのえて、アメリケーヌソースの完成。

111066.JPG

超高級白身魚のクロノドグロ(クロムツ)を塩焼きにします。身から上質の透明な脂がしたたり落ちます。このまま塩焼きで食べたい衝動を抑えて、身をほぐします。

111062.JPG

トラエビとアオリイカとミズダコをオリーブオイルで炒めて、先ほど作ったアメリケーヌソースを入れます。

パスタが茹であがったようです。パスタとソースを絡ませて、生クリームを少し入れてお皿に盛りつけします。

111068.JPG

クロノドグロの尾頭付のめでたいパスタです。パスタのみならず、尻尾の先から頭のテッペンまで愛して食べつくしてください。

器は小松の至宝、九谷焼き作家・浅蔵一華さん作。

魚で最も美味しいところは頭です。私が最も尊敬する冒険家・植村直巳氏は北極圏のアンダーソン・ベイでエスキモー夫妻の家に居候してた時、サケの頭ばかり食べていたそうです。

どうぞ、目のあたりのゼラチン質をツルンといっちゃってください。

もし、レストランでこの一皿を出すにあたり、値段をつけるなら、原価30パーセントの原則に基づくと・・・6.000円くらいでしょうか。

ちょっと高いね。こんな美味しいものは仲間内で食べよう。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.toisengyo.jp/_mt/mt-tb.cgi/1143

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

〒922-0554 石川県加賀市橋立町ウ200番

お問い合わせ
0761-76-5139

お客様への確認のお電話は、携帯電話にて折り返しのご連絡をさせていただく場合もございます。
あらかじめご了承ください。
不在の場合、7、8コールで担当者の携帯に転送されますので、しばらくお待ちくださいませ。

©2018 Toi-sengyo. All Rights Reserved.