潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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2011年8月31日

お弁当作り

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魚と野菜中心のヘルシーとは言い難いけど、ヘルシーっぽいお弁当を作りましょう。

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メッキダイは3枚におろしてアルミホイル焼きにします。

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その他に、エビフライ、イカハンバーグ、サバの色づけ、ポテトサラダ、ラタトゥーユ、野菜の炊きあわせ。和食でありながらフレンチでもあり、洋食でもある和洋折衷弁当です。

これだけボリューミーなお弁当を食べたら、相当量のトレーニングをしないといけません。ちなみにこのお弁当は一つ1000円です。

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夏は遠い日の思い出となりつつあります。漠然とした憂鬱感に苛まれます。さよなら夏の日。

2011年8月29日

珠洲トラ完走

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トライアスロン初エントリーを意識しだしてから一年が経ち、いよいよ本番当日を迎えました。

ロードバイクやその他諸々購入に伴う多額の出費や、長い時間の有酸素トレーニングや、食事制限に耐えて、さらに経験豊富な諸先輩後輩方から教えを乞い、家族の理解を得て、なんとかスタート地点まで来ました。

今ある体力と相談して、完走目指して作戦を立てます。

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第一種目・スイム1.5㌔の作戦

第一ウェーブにエントリーしましたが、激戦(バトル)を避けてスタートします。集団がバラけたところでコースロープ沿いに移動して、ブイを横目で確認しながら最短距離を泳ぎます。体力の温存を意識してゆっくりと50m1分ペースで泳ぎます。目標タイムは30分。

第二種目・バイク50.7㌔の作戦

中盤までに珠洲トラの名物である激坂の大谷峠を含めて3つの上りがあるので、前半は平坦なコースで競争して熱くならずにペースを抑え気味に走り、3つ目の大谷峠まで体力を残しておきます。そして大谷峠でパワーを出し切ります。坂の途中で疲れてバイクから降りるという行為は絶対にしてはいけないことと、私の中で決めています。激坂の途中で降車するという行為は、例えるなら、風俗に行き、女の子に触らず帰ってくることくらい失礼なことなのです。例えが若干悪いですが・・・

大谷峠が終わればあとは長い下りです。好きなだけ飛ばしていきます。その間、パワージェルを30分に1回補給してハンガーノックを避けます。目標タイムは2時間。

第三種目・ラン10㌔の作戦

右膝の膝蓋靭帯炎の再発が怖いので、ここはゆっくりと1時間かけて走ります。

合計目標タイムは3時間30分。Just Do It!

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 そしてほぼ作戦通りにレースが進み、無事完走できました。今の自分のベストを尽くしました。ゴールの意味は他選手との勝ち負けではなく、自分自身との闘いに勝ったということだと思います。完走賞の金メダルにはそんな意味が込められているのではないでしょうか。

珠洲の大会スタッフの方々の献身的なサポートに感謝感激です。スポンジの冷水とスイカの甘味にどれだけ救われたことでしょうか! 来年もよろしくお願いいたします。

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これにて夏の行事は全て終了。娘の長期欧州周遊旅行も終了。旅費でトレックの欲しいバイクが軽~く買えます。

2011年8月26日

育てる漁業

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先日、水産環境整備事業の一環としてサザエ・アワビの人工漁礁造成地の位置確認のために、漁協と潜水組合が同行しました。

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沿岸の海の中の様子は潜水組合が一番よく知っています。サザエ・アワビの稚貝にとって、どの場所が生存しやすいところかを水産省と工事の請負業者の方々に説明します。とりあえず陸から人間(密漁者)が入れない場所が第一条件です。

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砂地と岩礁の割合や水深などを測ります。石やコンクリを運ぶ喫水が3.5mある積載船が、どこまで岸に近づけるかが、この事業のポイントです。なるべく浅瀬に稚貝の幼稚園を作りたいのです。

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稚貝が多くいる場所の続きに、さらに大きい人工漁礁を作ります。50m×200mの1ヘクタールのスペースの中に数千の投石と、穴や隙間がたくさんある、いわば稚貝の隠れ家になる漁礁を数百個投入します。

獲る漁業から育てる漁業への転換が大事です。漁師が手をかけないと、海の自然はなくなってしまいます。禁漁期間を設けて、産卵を促し、稚貝を放流し、密漁を阻止し、魚貝を保護さえすればたちまちに自然はよみがえります。

でもそれは、ある段階までです。ポイント・オブ・ノー・リターン。それを超えると絶滅、アウト、永遠に戻らない。

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そんな危機感を感じつつ、今日も漁師やセリ人達とのミーティングが続きます。

そんなこんなで、あと数日で底引き漁解禁です。2つの台風の接近が気になりますが・・

2011年8月24日

仕出しいろいろ

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マダイのカルパッチョ

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岩ガキのフライ

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プチパプリカの肉詰め

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牛ロースのソテー・和風ソース

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ハタハタの南蛮漬け

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イカのつくね

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イカの詰めもの

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野菜のトマト煮込みのブルスケッタとサザエのオーブン焼き

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焼き魚各種

作るだけでお腹いっぱいになります・・・

2011年8月22日

珠洲トラ間近

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珠洲トラを一週間後に控え、最後の追い込みです。スイム・バイク・ランの3種目の練習です。

肩や首周りにワセリンを塗りたくり、身体中ヌルヌル状態でゴーグルを指先でつまんでいる私。

ヌルヌルプレイは苦手だ・・・

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沖のテトラを時計周りに泳ぎます。ベタナギで透明度はまずまずのグッドコンディションです。ヘッドアップで位置確認するのは辛いけど、しっかりと水を掴めるので調子はいいです。1600m泳いでバイクへ移行。

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交通量の少ない直線道路では、左周りのローテーションを組んで時速35~40㌔で走行です。もちろん写真を撮ってる場合ではない。口から胃が出そうなくらい辛い! 

ハンガーノックにならないように、途中で甘いお菓子を大量補給します。普段はデブになるから決して口にしない過剰に甘いものも、練習中は例外です。これがまた楽しみでもあります。60㌔走り、ランへ移行。

ランの途中から古傷の右膝が痛みだしましたが、なんとか堪えて8㌔走終了です。右膝の不安は残りましたが、目標は完走なのでなんとかなるでしょう。

ロードバイクを買ったのがちょうど一年前、珠洲トラエントリーという目標を持ち、地味にトレーニングを積み、筋肉とスタミナをつけながら70㌔あった体重を64㌔まで絞りました。この高いモチペーションを維持できたのはトライアスロンという競技の魅力のおかげです。

真っ直ぐな400m走では圧倒的に負けるけど400m障害物レースなら、もしかして勝機があるかもしれない。一種目ならつまらないけど、3種目もあるから面白いし飽きない。痛みは避けがたいけど、それを苦しいと感じるか、楽しいと感じるかはこちら次第。苦しみの先の光を見てみたい。

いろんな思いを胸につめて、一週間後の大会に臨みます。 

 

2011年8月20日

仕出しいろいろ

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甘エビとシマアジとマダイのお造り。

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海のミルクと呼ばれている岩ガキ。

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生が苦手ならフライでどうだ。エビフライと岩ガキフライの盛り合わせ。脂分が若干多いけど、その分、いつもより長く走ったり、泳いだりすれば全然大丈夫?!

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サザエのニンニクパセリバターのオーブン焼き。殻の中のソースをパンにつけて食べると激旨です。

2011年8月18日

潜水漁終了

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お盆過ぎになると、決まって風が強くなり、ウネリで水が濁り、海が秋色に変わります。潜水漁期は20日までですが、もうダメみたい。切り上げです。

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海士達の日課である、ジゲ浜での朝のタランコ(ミーティング)も今日でオシマイです。みんな事故もなく終ってホッと一安心です。

私の4月から続いた兼業漁師もひとまずお休みです。9月からは底引き漁解禁、11月からはズワイガニ、香箱ガニの発送、そしてあっという間に年末となります。やれやれ、大変な季節がやってきます。

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一夜干しの発送が溜ってますが、忘れている訳ではありません。全般的に魚が少なく、いわゆる゛夏枯れ゛の状態なのです。ですので底引き漁が始まる9月になり、魚がバンバン揚がったら、すぐに発送します。もう少し、待ってくださいね。

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今日の北國新聞の一面記事です。漁協のスタッフに゛海域公園って何?゛って聞くと、、゛そんなん知らん゛の一言だけいただきました。確かにそんなん知らんかった。

2011年8月16日

珠洲トラ バイクコース試走

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お盆休みを利用して、今月末に開催される珠洲トライアスロンのバイクコースの試走をしてきました。

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気温は相変わらず高いものの、爽やかな潮風のおかげで快適なライドでした。

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珠洲の海沿いの集落には正しい田舎の姿が残っており、以前にそこに属してたかのようなノスタルジック感が漂います。非常にいいです。

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海は砂地と岩礁帯が入り混じり、海士垂涎の漁場です。いいな~

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サポートカーがチンタラ走っている私を発見。

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「追い込まれたコンタドールは大谷峠の入口で必ずアタックをかけるから、離されないように!」

と指示を受ける・・・(妄想中)

そして、いよいよ大谷峠突入です。辛すぎて写真を撮ってる場合ではないです。大谷峠に気を取られていましたが、それ以外にも峠がいくつもあるバイクコースです。自分の脚力と相談して走らないと、倒れてしまいそうな予感です。こんなコースを2周走るAタイプにエントリーしなくて良かった!

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珠洲で唯一の残念なところは、あの有名なランプの宿の、不似合いな屋外プールです。バブリーな志向のお金持ちに愛されるのでしょうか。正しい田舎の美意識の欠落です。

2011年8月14日

騒がしいお盆

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赤イカ、甘エビ、アジ、マダイ、サワラの焼霜に、

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アワビ、バショウカジキ、スズキの昆布締め、甘エビ、サワラの焼霜のお造りなどの配達が終わって家に戻ると、

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自宅側のジゲ浜ではすごい騒ぎになっていました。警察、消防、救急車などが勢ぞろいです。

誰か流されたか・・・、密漁か?・・・、飛び込みか・・・、

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しまいにはヘリまで出動して捜索しています。潜水組合の呼びだしがないことを願ってます。お盆中は極力、海に入りたくありません。

海遊びは気をつけましょう。飲んだら入るな。

2011年8月12日

盆前の高値

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明日からセリ市はお盆休みです。潜水漁も明日から16日までお休みです。

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盆前は全てにおいて高値がつきます。御祝儀価格じゃないけど、お盆くらいね、高値がつかないとね・・

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戸井鮮魚は明日まで仕事です。明日の午後からはフリーです。この炎天下の中、潜水漁が終わると、ランとスイムのトレーニングしかしてないので、お盆中はバイク中心のトレーニングをします。灼熱のお昼のランなんて狂気の沙汰です。完全なドMです。

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とりあえず、明日は片町まで繰り出して、遊ぼうっと。それからは珠洲の大谷峠の下見に出かける予定です。

ちなみに、このジグはオプションです。ジグで釣ったわけではありません。定置網のスズキとバレンです。

2011年8月10日

稚貝の放流

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漁協の水槽で半年以上育てたサザエとアワビの稚貝を、ある特定のポイントに放流してきました。

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こちらは1㎝くらいのアワビです。

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岩の奥のほうに沈めます。どうか、タコやクロダイに喰われず、大きくなりますように・・・

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潜水組合と漁協と水産センターの協力により無事放流終了です。男の中で女が一人、水産センターの女性スタッフは御姫様扱いでした。船くらい自分の力で上がるように!

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放流と密漁阻止、これは両輪の関係です。未来に海産資源を残すために、二つとも大事な仕事です。お願いだから密漁はやめてね。

2011年8月 8日

盛夏

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夏らしい天気が続いてます。青い空と真っ白な入道雲のコントラストが素晴らしいです。

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~終わりなき夏の色を僕に いつまでも変わらぬ愛添えて♪~

上空を覆う高気圧ガールのおかげで海況は安定し、潜水日和が続いてます。

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今週いっぱい潜ると、お盆休みです。全てにおいて高値を期待します。頼むぞ、料理屋、元気だせや。

2011年8月 6日

グランブルーの世界

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昨日の橋立沖は青の世界でした。

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透明度は30m以上あります。ここは沖縄・西表のオガン島か、それともシチリアのタオルミナか。

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仕事するのを忘れるくらいエキサイティングな時間でした。水があることを感じない、まるで空を飛んでる気分です。魚座のO型でロマンチストな愚か者である私の心を激しく刺激します。

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横の根ではテッシアンカーが岩ガキを獲ってます。

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一潜りで2~3個獲ってきます。何年も海士をしてますが、テッシアンカーの技術のレベルにはまだまだ届きません。

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さてと、写真撮影はこれくらいにして、私も仕事しようかな。

゛深海は蒼い色を通り越して、暗い闇となる。

そうなった時に僕は地上にあがる意味がわからなくなる゛  

                                       グランブルーより

 

2011年8月 4日

セリ市

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今日のセリ市の様子です。何を買おうかな?

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爆釣気味のスズキです。こんなに釣れるなら、私も一本くらい釣ってみたいものです。

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贈答に使うなら、釣りの赤イカがいいです。食欲を誘う赤色です。

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このアンカーのカメラ、気合入ってます。いい写真撮ってね。

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お盆休みまで激務が続きます。仕事とトレーニングと接骨院のトライアングル、明日も頑張ろうっと。

2011年8月 2日

バショウカジキ(バレン)

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定置網で揚がった22.2㌔のバショウカジキ、通称゛バレン`です。

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扇のような大きな背びれが特徴です。

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体長が2mくらいあるので軽トラの上で捌きます。こんな大きな魚を喜んでセリ落とすのは私くらいです。手間を惜しむな、名こそ惜しめ。

父ちゃん、なに嬉し顔しとれん?

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大きなカマは、

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シンプルに塩焼きにします。魚料理は数あれど、塩焼きに勝る調理法を知りません。

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ハラミと、

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筋の多い尻尾のほうは、  

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キレイに下処理して、

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一口サイズのパン粉づけにします。レモンをキュッと絞って、アツアツを召し上がってね。

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真ん中の美味しいところはお刺身でどうぞ。

刺身に飽きたら、イタリアのカジキ料理みたいに、インボルティーニ、カツレツ、ラグー、鉄板焼き、などなどの調理を楽しんでください。

魚というより肉と同じ感覚で扱えるところが、カジキのサクのいいところです。おまけにバレンは安いしね。

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