サザエ・アワビの追跡調査
放流用のサザエの稚貝に標識となるアバロン・タグを取り付けます。
アワビの稚貝にも同様に取り付けます。石川・18792・・
毎年、サザエとアワビの稚貝を各数千個放流してます。その内、どれくらいの生存率で橋立沖に定着しているかを調べる実験です。はたして放流という事業が有効なのか、水中環境によって成長率は違うのか、などなど課題は山積です。
県の水産センターのスタッフ達と一緒に、昨年取り付けたタグ付きのサザエとアワビを追跡調査します。数か所の放流ポイントに潜り、捜します。
そして、これが放流ポイントで見つかった、成長したタグ付きのサザエです。個体数を数えておおよその生存率を計算します。残念ながらタグ付きアワビは見つからず。タコに喰われて全滅か??
放流と追跡、この地味な調査は、即効性はないにしても、続けることに意味があります。次の世代に海の資源を残すことが、我々漁師の使命であります。
そして6/15の今日から岩ガキ解禁です。このワカメはサザエとアワビの稚貝のエサです。家族を養い、サザエとアワビの数千の子供も養います。父ちゃんは疲れるね・・