小春日和
春を思わせる穏やかな今日の泉浜。
厳しい冬があるからこそ、春という言葉に夢と希望を感じます。
いろいろな緒事情により橋立に転がり込んで底引き船の若い衆になったのは、ちょうど8年前の2/1でした。
強烈な船酔いと不眠不休の船の上の労働で、これはミステイクな選択だったと強く後悔したけど、時すでに遅し。背負うものがたくさんあるから辞めるわけにはいかない。
30代の前中期にかけての底引き船での漁師体験は、私の人生において、強烈なインパクトを残しました。漁師を経験したら陸の仕事などできなくなりそう。
辛くてキツイけど、愛が溢れていて面白い。そう、漁師稼業はブルースなのです。
2月はナギが多そうな予感。頼むぜ、底引き船! 漁師とアキンドは一心同体だ。
コメント
私も乗り物にはあまり強くないので漁船に乗船してみたい気持ちはありますが、後悔すること間違いなし!
「底引き」貝類に関心があるので、どんなものが混じっているか?
見てみたいです。
投稿者: ぱんだ | 2011年2月 5日 20:06
ぱんださんへ
気を抜くと腰から砕けてブリッジに頭を強く打ち付けるほどのローリングの中での長時間重労働で、それに途中で帰れず二日間ブッ続けで漁をしますが、それでも良ければ是非体験してみてください。
船頭に「ワレ、何しとる!」と罵声を浴びる覚悟で貝類を見てください! エキサイティングですね!
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2011年2月 6日 07:01