今日の海の中
ナギが続きます。海面を滑るかのようにかっ飛ばす海楽丸、このまま西表の仲のオガン島まで行っちゃおうか!
西表島のオガンは凄いポイントなんです。これまで海外を含め、たくさんの海を潜ってきましたが、オガンに勝るところを知りません。
ワンシーズンの間、西表に滞在してオガンに行けるのは2~3回くらいでしょうか。海況とお客様のスキルがピッタリと合ったときがチャンスタイムです。
無風で波がなく海面が鏡のようにツルツルな日、それがオガン日和です。お客様がベテランダイバーならオガンへGO!
オガンまでは港から1時間以上かかります。水平線に突如あらわれる切り立った無人島がオガンです。
オガンの東の根にはイソマグロ、ツンブリ、ハンマーヘッド、バラクーダが泳ぎまわってます。私達は強い流れの中、根の上の岩にしがみついてそれらを眺めます。
岩から手を離したら? 東シナ海まで流されることでしょう。サヨウナラ~
オガンの西側では流れがなく、そこには今まで見たことないようなサンゴの群生地が広がっています。もの凄くキレイで元気があり魚の種類の多いサンゴの群生地の景色を、まだはっきりと思い出すことができます。
学生の頃、オガンを経験して人生少しオカシクなりました。そして軌道修正できないまま今に至ります。 まぁ、いっか・・・
コメント
初めてコメントを書かせていただきます。いつも「生きざま」を楽しく拝見させていただいています。戸井さんのブログを見ると元気が出ます。そして、大切な物を再確認させてくれるような内容にいつも励まされています。又、素敵な写真、熱い想い綴って下さい。楽しみにしています。
投稿者: nono | 2010年8月 7日 16:05
nono さんへ
゛生きざま゛だなんて格好のいいものではありません。泥臭く、底辺を駆けずり回ってるだけです。
そんな私が目標とするのは室町時代の百姓の持っていた「野性的なエネルギー」です。加賀は百姓の持ちたる国だったんですから。
元気が出るなんてとても嬉しいことです。これからも nono さんのためにこのブログを続けていきます!
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2010年8月 7日 18:18