潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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バレンの捌き方

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浜ではバレンと呼ばれているバショウカジキ、家庭でこの20キロ近い魚を捌くことはまずありませんが、今日は一緒に解体しましょう。

まな板は軽トラの荷台を使いますので、出刃庖丁とノコギリとタワシを用意してください。

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タワシで体側をキレイに洗って、

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屏風のような背びれをノコギリで切り取ります。

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頭とハラミも切り取ります。頭からはカマだけキープ、あとは捨てます。

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ハラミの皮をひいて、黒くて小さい虫を取り除きます。ここが脂がのって旨いところです。ハラミをサイコロ状にカットしてラグーソースを作りパスタに絡めてたら極上の一皿になることでしょう。

ムチがわりに使ってもマニアから大ウケすることでしょう。皮のザラザラ感がいい・・

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等間隔で切り込みを入れて、

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ノコギリで切断します。出刃では歯が立たないどころか、歯が折れてしまいます。

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ここからは厨房の中で行います。ヒラメの5枚おろしのように背骨を基点として捌きます。

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マグロのような赤身です。

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刺身、、薄くのばしたカツレツ、レモンを絞ったムニエル、ケッカソースをたっぷりかけたグリル、ルーコラを添えたバルサミコ風味のタリアータ・・・、何作っても旨そうです。

ネイルアートした手でフレンチを食べ、酒を飲んでタバコ吸ってる女性に何の魅力も感じませんが、エプロンと口元を魚の血で汚し、果敢に巨大魚を捌く女性に野性的な魅力を感じるのは私だけでしょうか? 

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コメント

激しく同感!!

もずくといい,戸井家は家族総出で仕事をされているのが羨ましいです.

こちらは農家ですが,組合化されて楽にはなりましたが,家族の絆は...(^_^;

越前さんへ

激しく同感していただいて嬉しいです。好奇心の多い方、行動力のある方、カラダをはったギャグを躊躇なくできる方、こんな女性がいたら紹介してください。

私には髪の毛一本でも遊ばせておく余裕がないだけです。使えるものは使う、働かざる者、食うべからずの精神でやってます。

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