Let's have a wine party
この尋常ならざるテーブルセッティング、セレブな香り、ここは一流フレンチのお店?
いやいや違います。あるお宅で開かれたワインパーティです。ソムリエを交えてワインと料理のマリアージュを楽しむ知的で魅惑的な宴なのです。
各ゲストが料理一皿と、それにマッチしたワイン一本を持ち寄ります。
料理をテープルに並べている間に私がショパンの「ノクターン」を演奏いたします。この曲を弾くとウィーン大学音楽学部ピアノ学科にいた頃を思い出します。
・・・ウィーン?・・妄想?・・病気?・・・・日大経済学部産業経営学科じゃなかったっけ?・・・
まずは酸味系の前菜から、
ワインは魔法の泡゛スパークリングの白゛から始まりました。
はじめてお会いするソムリエというプロフェクショナル、その奥深き泉のような知識に脱帽です。
その理路整然たる説明は感覚の文系ではなく、座標軸のある理系の公式のようでした。
メインの肉料理に行き着くころには、ワインを10本は空けたでしょうか? かなりいい気分です!
話はワインから大きく脱線して、山のこと、城のこと、正倉院秘蔵の香木゛蘭奢待゛のこと・・・、その先のことは記憶が曖昧に。とにかく腹筋が引き攣るくらい、たくさん笑いました。
美味しい料理とワイン、少しだけの心の余裕と思いやり、そして友人。これらのものは確実に人生を豊かにしてくれます。
ホストファミリーの方、ありがとうございました。美味しかったです。