若干のウネリがあるものの、まずまずの海況です。濁りと潮が速いのはしょうがない。潜らないことには金にならない。

だいたいのところに船をアンカーリングして岩ガキのついている根を探します。スイム・スイム・スイム！

金を持ってくる客がいなかったら、料理人なんて陸にあがったカッパと同じように、カキのいないところで潜っている海士なんて、ヘタな鵜飼いの鵜と同じです。

ナイスな根を発見！　これで仕事の大半は終わったも同然です。

バールを使って、大きそうな岩ガキを獲ります。

表面の海草を削ると、

やや小ぶりな岩ガキ２つでした。これで１つのサイズの岩ガキなら嬉しいんだけど。

潜り終えて船に上がり、

木箱に並べます。高値がつきますように！