二つの顔
このブログでは、なるべく海の美しいところだけ紹介しています。
でも実際は美しいところが多い分だけ、そうじゃないところ、つまり恐ろしいことも多いのです。
恐ろしいこと、イヤなこと、海がキライになりそうなことは書く気にはなりません。なぜなら、それらは死に直結しているからです。
海の商売において、生と死は対極に位置しているのではなく、まるで映画館の隣座席のように、身近に存在しています。
それらの悲しいことは私の胸に閉っておきます。
目の前の風景を指でカット割りして、美しいところだけ皆様にお見せしたいと思います。それが橋立において、私のできることなのです。