目には青葉 山ほととぎす 初鰹
霞んだ白山と木場潟と青葉、暖かな陽ざし、穏やかな微風、やっと春が来たようです。
泉の浜の磯の中は海藻が生い茂っていました。2週間後にはワカメ漁解禁、水温は驚くほど冷たい。
5ミリのウェットスーツ+フードベストで潜るんだけど大丈夫か? 寒すぎて気絶しないか心配です。
春が来たならカツオでしょう。暖かい海水に生息するカツオは日本近海において冬から春にかけて北上します。いわゆる春の「のぼりがつお」と呼ばれています。
「まな板に 小判一枚 初がつお」
と江戸時代に詠まれたように初がつお、すなわち゛のぼりがつお゛は希少で高価で、江戸のグルマン達にとっては、女房を質に入れてでも食べたいくらいの垂涎の的だったのですね。
柵どりして、金串を打ち、
軽く塩して、皮に焦げ目がつくくらい焼きます。
身のほうはあぶる程度に焼き、表面が白くなったら、
氷水につけて身を締める。水気を拭き取ったら゛カツオのたたき゛出来上がり。
薬味は好みで。私的には新玉葱とニンニクのスライスをのせて、ポン酢をどばっとかけて食べたい。
昨日の夕焼けは壮大でした。ここに住んでることに感謝したくなります。