カモシカと私
高気圧に覆われた今日の石川、白山が゛こっちにおいでよ♪゛と誘ってます。
誘われたら行くしかないでしょ。こんないい天気を無視できない。
水曜日の午前中のよく晴れたスキー場、高校のスキースクール生以外誰もいない。私は一人で、好きなだけ楽しみます。
一人で寂しくないかって? 全然! 私は自然と、そして自分自身と対話してるのさ。
白と青のコントラストが見事です。スキーを止めて見入ってしまいます。自然は見たいものの眼には顔を見せてくれますが、見たくないものにとってそれは退屈以外の何者でもない。
圧雪されていない斜面の攻略法を本屋で立ち読みしたが、全然ダメ、臆病風が吹きまくり。でも、スリリングで面白い!
そんなチキンハートな私をあざ笑うかのように、凛々しい野性のニホンカモシカがこちらを見つめてます。その距離約10m!
好奇心旺盛なカモシカ、逃げもせず、向かっても来ず、ただ悠々と木の芽を食べてます。
その気品のある骨格、風格でじっと見つめられたら、
惚れてまうやろー!