年末ラストスパート
25日クリスマスの泉の浜の様子、今年最後のナギといことは今年最後のセリ市です。カニ相場は確実に高値で推移するでしょう。注文をたくさん抱えてる魚屋、年末の予約でいっぱいのカニ料理屋は品物のカニがないことには話になりません。予算があわなくても、損してでもカニをセリ落とします。
デフレ経済の昨今、ここ橋立港においてはその影響を全く受けず、むしろバブリーな雰囲気さえ漂います。
香箱ガニはさほど高値にはならなかったのですが、ズワイガニは胃潰瘍になりそうなくらいの高値でした。また、儲からない商売しなきゃ・・・
カニのほかにもバイ貝、クルマダイ、ホウボウ、赤カレイ、タラ・・・などなど魚もたくさんセリ落とします。魚もいつもより割高です。まぁ、年末だから安い訳ない。
今日もモリモリ発送して、山ほど仕込みして、楽しみながらオードブルを作りましょう。
香箱ガニとハタハタと赤カレイの一夜干しの詰め合わせ、
ブリカマとスズキの昆布締めと赤カレイ・ハタハタ・アジの一夜干しの詰め合わせ、
ズワイガニと香箱ガニの詰め合わせ、
ズワイガニと香箱ガニとハタハタ・赤カレイの一夜干しの詰め合わせ、
10キロ未満の寒ブリはお手頃価格です。10キロを超えると手がでないほどの高値となります。この7キロの寒ブリ、一本そのままで送ったら困りますよね?
サクにして発送、甘エビつきで。
白子入りのタラがボチボチ揚がってきました。タラもばらして発送。甘い白子はいかが?
発送が終わるとオードブル作り。
今日の昆布締めはクルマダイ、イタリア語ではサン・ピエトロ。
カルパッチョはホウボウ、白身でコリコリした食感です。
野菜大盛りでお願いします。
スカンピのソテーの方がカッコイイけど高すぎます。代わりにブラックタイガーを使います。
そして配達、暁闇の頃から夜まで働き詰め。我ながらタフだな~、これなら来年トライアスロンにエントリーできそうだ。その前にロードバイクをどうやって安く手に入れるか考えよう・・
頑張った自分への褒美はカニより肉。魚は飽き気味です。肉食系男子の私の好みの焼き方はレアです。肉の血とソースが皿底で交じり合う、野性と官能が同居する混沌とした美の均衡をカルベネ・ソーヴィニヨンの赤ワインがそっと揺らしてくれます。・・??・・