海と山と私
シケが終わり、今朝6時頃に一斉に出港していった底引き船団、今日のセリ市はお休みだから、帰港は明日の夕方となります。漁師用語でいうなら、゛朝ナギの沖泊まり゛
夜明け前から一人波待ちをする孤高のサーファー、見せかけではない品性を感じます。
放射冷却でかなり冷え込んだいたにもかかわらず、寒いのを覚悟で厳しい海に入り込み、その後の喜びと達成感を味わうことは簡単には真似できることではありません。
From pain comes pleasure
柴山潟の奥にそびえ立つ雄大な白山連峰、山頂の雪がしだいに下の方までおりてきました。
まもなくするとスキーシーズンの到来です。なんだかワクワクしてきます。圧雪したゲレンデと白く眩しい太陽が待ってます。時間と金が許す限り、果敢に攻めていきたいものです。
ちなみに娘の小学校の担任先生はスキーの国体選手です。この冬の活躍を期待します。
自然相手のスポーツを愛する者にとって海と山がすぐ近くにある南加賀ほど魅力に富んだところはありません。まさに一流の田舎です。
苦しめば苦しむほど高い満足感を得ることができます。潜水漁でも浅場の小粒のサザエを獲っても、金にはなるけど、何にも面白くない。狙うは深場の大きいサザエ、テトラポットの奥の奥の際に貼りついているアワビ、つまり特殊な技術を必要とする潜水しか心が躍らない。美しいジャックナイフフォームでの潜水、水面でのハイパーベンチレーション・・・危険ですので真似しないでね。
その満足感こそが大自然が与えてくれるご褒美のようなものだと思います。その大自然が気まぐれに投げかけてくれるcharmを見過ごさず、身体で受け続けるには日々のトレーニングが必要です。
死ぬまで大自然と遊び続ける快楽主義者にとって筋トレは必須科目のようなものです。地位も名誉も権力も脂肪もいらない。欲しいのは苦痛から得る栄光のみ。