岬の先の妄想レストラン
どこまでも広がるコバルトブルーの海の側に、その妄想レストランは存在します。
陸からは道がなくボートでビーチから上陸して、
細くて、真っ暗な洞窟をくぐると、
そこにあるのはアナタの心の中だけに存在する゛岬の先の妄想レストラン゛です。ようこそいらっしゃいました。
強い陽射しの下、白昼夢を見ているかのような、穏やかな時間をお過ごしください。
今日のお客様はガチャピンと熊。
甘エビ、クルマダイの昆布締め、真鯛、フクラギのお造り、
甘エビと山菜のテンプラ、
赤カレイの一夜干しを軽く炙ったもの、
タラとヤリイカとキノコのホイル焼き、
そしてメインの香箱ガニとメギスの南蛮漬けとシバタケの大根おろし和え、
デザートは洋ナシのコンポートでFin。
どうでした?満足いただけましたか? 素材を生かしてアッサリと調理してありますので胃がもたれることがないと思います。
食事が終わったらビーチに戻って、もうひと泳ぎしますか? それとも走りますか? 私も付き合いますよ。
それとも、お二人でどこかへトリップしにいきますか?