カニあまりの高値に声も出ず・・・
18:30のセリまであとわずか、いろんなテレビ局のスタッフ達が眩しいライトを照らしてます。
周りを見渡すと思ったよりカニがいませんね。イヤな予感がします。アッチッチ・・胃がキリキリ痛みだしてきた。
セリ開始です。値がドンドンつり上がっていきます。キァー! とても買える値段じゃないです。一同、唖然、そして溜息・・
金沢港と三国港はどうだったんだろうか?気になります。
波間に漂う木の葉のような戸井鮮魚は出る幕なしです。大商人につられて合わない値で買わないよう、ここはガマンです。
マコちゃん、顔色悪いよ・・ セリ前の高揚感はどこにもありません。あるのは脱力感のみ。
今日は臨時開市なのでセリがあります。ご祝儀価格ということはないはず、まずは大漁を期待します。
明日こそ゛旅する魚屋゛で皆様にコウバコを、そして発送もしたいけど・・どうかな?
コメント
このご時世にそんな高値の蟹の需要があるとは思えないのですが・・あるところにはあるのですかね。
投稿者: リーダー | 2009年11月 7日 12:16
リーダーさんへ
スーパーや大きな市場に卸している大商人や、店を構えている魚屋や、予約を取ってしまっているカニ料理店とかは、高かろうが、損しようがとにかく買わない事には商売になりません。
だから、意地の張り合いのように値がドンドンつりあがりいきます。
ナギが2~3日続き、市場にカニが余り気味になればイッキに安値になります。
値はジェットコースターのように変動し、これは一種のギャンブル的要素が多分にあります。
胃が痛くなるわけです。
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2009年11月 7日 13:57