マラソン日和
海はどこまでも静かで青く、
白山は惜しみなく、その雄大な姿をあらわにしています。
体育の日にふさわしい爽やかな秋晴れです。
小松健勝マラソン10㌔コースにエントリーした私、朝から気合(気負い?)が入ります。走行中に右ヒザの痛みさえでなければ50分を切れると確信しております。
末広競技場をスタート。最初は先頭集団に引っ張られて、ついついオーバーペースになりがちです。はやる気持ちを抑えて、太ももに乳酸を溜めないよう㌔5分のペースを維持します。
中盤はカラダのキレと相談しながら、ペース維持、または少しだけペースアップします。私と同レベルのランナーを見つけペースメーカーにするとモチベーションが上がります。㌔4分後半を目指します。
後半になると右ヒザがやはり痛みだしてきました。脳内においてランナーズハイにならずエンドルフィンが分泌せず苦しい展開です。私が苦しいときはみんなも苦しいはず。腕をよく振り、骨盤の動きを意識して一人一人、まくっていきます。
そしてゴール!、なんとか50分切りました。タイムは去年より4分縮み、これが今のところのベストです。これ以上速く走るには2点の条件が必要。
その一、
体重をあと5キロ落とすこと。運動により筋肉をつけながら脂肪のみ落とします。だから食事制限のみに頼るダイエットは無意味。ランナーの理想体重は身長(㎝)-110らしいがこれはチョット無理だ。倒れてしまいそう。
その二、
長くゆっくり走るLSDの他にスピード練習も取り入れる。速く走る゛疾走゛とゆっくりとジョギングする緩走゛を数セット繰り返す、いわゆるインターバル走を行ない、無酸素能力を高めることが目的。最近の研究では、無酸素能力の高い人は有酸素能力も高く、両者は無関係ではないことがわかり始めてます。なるほどね。
参加費2.000円そこそこでスタート前の極度の緊張感と、ゴール後のえもいわれぬ達成感が味わえるんだからマラソンはやめられないね。
ちなみに真ん中の女性の兄ちゃんは5キロレース40歳以上の部で優勝、タイムは17分台!ここの兄弟はみんな凄くて、弟は東京農大時代、4年連続箱根駅伝レギュラーなんです。
17分って時速18㌔、100Mを約20秒で走るペースです。ジムのランニングマシーンでこのタイムに設定して走ったら、初めの一歩でバランスを崩して転倒し顔面強打。前歯2本くらい折れ、さらにもの凄いスピードで動いているベルトに弾かれて後方に投げ飛ばされ腰を強打、ヒジ、ヒザ、頬に擦り傷ができることでしょう。
周りの方から、「身の程知らず若造が・・・」と失笑をくらうことでしょう。
大変危険ですので真似しないように!
コメント
キャー素敵です!
投稿者: リーダー | 2009年10月13日 23:40
リーダーさんへ
素敵だなんて照れてしまいます。
アラフォー世代ですが、気持ちは永遠の20才でありたいと思ってます。
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2009年10月14日 08:31
今日、エジプトから帰ってきましたー。
今年の東京マラソンは落選でした。一緒に申し込んでた後輩は当選してたのに・・・。
投稿者: たつ | 2009年10月14日 23:44
たつ君へ
エジプト旅行お疲れ様、研究材料としてクレオパトラやアレキサンダー大王のDNAを採取しに行ったの?
東京マラソンは私も落選だ。仲間もみんな落選、なかなか厳しいね。
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2009年10月15日 06:53