白身魚アレ・コレ
King of Fish、その貫禄のある姿形、艶やかな色、魚の王の名にふさわしい真鯛。この真鯛は安宅沖で釣られた極上品です。
真鯛と甘エビのコラボは、井上靖と司馬遼太郎、ロッキー・バルボアとアポロ・クリード、ジャック・マイヨールとエンゾ・マイオルカに匹敵する黄金タッグです。どうよ、昇天しそうでしょ!?
真鯛の皮に熱湯を流しかけて、冷水につけてさます皮霜造りにして、
甘エビと真鯛のお造り出来上がり。なんかメデタイね!エビのように腰が曲がるまでお幸せに!
最近、獲れだしてきたホウボウ、
量があるので出刃でイチイチ捌いてられない。フィレッティングナイフで数秒でサクにします。
身は締まっていてコリコリした食感です。
開いて干物にするとあっという間に売り切れになるほどの人気です。
母ちゃん、アラ汁にしね、好きなだけ持っていってくれや。
~昨日のセリ市にいた普段滅多に買わない高級白身魚シリーズ~
名前は誰も正確にはわからず、浜ではこの手の魚全般ひとくくりでカサゴと呼んでます。
ハタの一種、浜ではナメラと呼ばれてます。中華の清蒸全魚で食べてみたい。学生時代、相模湾のクルージングバイトで船長が作ってくれたあの味が忘れられない。懐かしきバブル末期、日給3万の素晴らしき日々。
ウロコが鎧のように硬いキンパチ。白身の肉は極上の旨さ、アラ汁にしたら水面は脂びっしり。カラダが温まります。
コメント
写真のカサゴは”ふさかさご”ではないでしょうか。カサゴは色々種類がいるみたいなので、特定するのは困難です。
赤魚系統はたまに輸入するので調べるのですが、アラメヌケ(ラフアイ)に似てますね~
投稿者: ado-chan | 2009年9月30日 12:59
アドさんへ
背びれが小さくて黒色斑がないこと、体にトゲのようなブツブツと白点・黒点がないことからするとフサカサゴじゃなく、ノーマルなカサゴだと思う。浜ではガシラと言われてます。
ハタ類に関しては世界中に141種分布してるから厄介だ。このハタの正式名称は゛アオハタ゛だと思うんだけど専門家はどう思う?
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2009年9月30日 13:59
ふむむ。さすが現場で魚を見ている人は違いますね!!
私は見ても凍った魚か写真上、もしくは書類上の英語かネット上の絵。なかなか見分けは付きません。
ハタは調べてみると”アオハタ ”のようですね。
まだまだ専門家にはほど遠いです。食品(魚介類)輸入の専門家になりたいですね!
投稿者: ado-chan | 2009年10月 1日 13:56
アドさんへ
魚のこと、仕事のことが好きならすぐにその道のプロになることでしょう。
好きなことをしてるときは時間を忘れるくらい夢中になります。この夢中になるということが大事なこと。
魚介類輸入の専門家になるという明確な目標に突き進んでくれ。微力ながら応援します!
投稿者: 戸井鮮魚の良平です。 | 2009年10月 1日 15:19