大倉岳単独トレラン
爽やかな日曜日、トイママ達は空中テラスで橋立のお母さん連中と宴会するとのこと。ということは子供達も一緒に宴会に参加、おまけにシケの為夕方のセリがないので時間にも追われない。
「Nice Day!俺はまたしても自由を手に入れた!」
リュックにカロリーメイトとバームを突っ込んで、小松のはずれにある尾小屋の大倉岳に向かいます。
大倉岳は標高650Mで、往復約8㌔の程よいコースとなっております。天気は快晴で夏日、トレランシューズの紐をしっかり縛りスタートです。
上りはほとけ峠、下りは大倉スキー場の斜面を通ります。
低い山なので白山のような爽やかな風はなく、小道の両脇の高い樹木により風はまったく死んで蒸し暑いです。夏の日差しがジリジリと肌を焼き、まとわりつくような汗が全身を覆います。
・・・なんかツライ、歩こう・・・
あれは閉鎖された大日スキー、もったいないです。大倉と大日が合併して巨大なゲレンデのスキー場になって欲しいですが経済的に無理か・・
蝉の声はもうなく、聞こえてくるのは虫の鈴の音、鳥の甲高い鳴き声、トカゲの逃げるカサカサした音、アルミコップとカナビラのぶつかる金属音、枯葉を踏む足音、そして私の息づかい。
単独行は自分と向き合う大切な時間です。
ホームページリニューアルの内容のこと、10月の結婚式ケータリングの大きな仕事のこと、11月からはじまるズワイガニ販売のこと、マラソンのこと、トライアスロンの夢、スキーのこと、来年の初老の大掛かりな行事のこと、などなど・・フゥー・・・think,think,think,
いろいろ考えてるうちに山頂に到着。
大日スキー場のリフト降り場で休憩です。日陰に入ると涼しく過ごしやすいです。途中、人にもクマにもイノシシにも遭わず。穏やかな微風がやむまで、もうしばらく目を閉じてよう。
下りましょう。ここは大倉第3リフト。大倉の中で一番の急斜面です。小学生の頃、この斜面がとても恐かったです。オッチャンになった今でも少し恐い・・
牧歌的なこの光景、ひとたび冬が訪れれば、
恐ろしい冬山へ豹変します。自然を侮ってはいけません。
ファミリーゲレンデはコスモスでいっぱいです。そしてここがゴール地点です。
家に帰ると10名くらいで宴会していたトイママ達、かなりご機嫌な様子。私を見て開口一番、
「山走ってきたの? 好きだね~、そんなことして疲れないの?」
「疲れた? 疲れるけどそれがどうした?」
コメント
疲れないトレーニングなんて無意味なのに。
僕も今年は東京マラソン フルで申し込みましたよ。
一緒に当たるといいですねー。
投稿者: たつ | 2009年9月28日 12:10
たつ君へ
東京マラソンフル参加の倍率はかなり高いぞ。
当たるといいね。当たったらトレーニングや仕事のテンションが上がること間違いなしなんだけどね。
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2009年9月28日 14:34