筋肉登山
全ての仕事が終わったシルバーウィーク中盤、チーム゛マウンテンマゾヒスト゛は道頓堀から駆けつけた私の舎弟(女性)を含め4名で白山山頂アタックに挑みました。夕方のセリがお休みなので時間に追われず気楽です。登頂前から軽いハイ状態です。
「俺は自由だ! フリーダム!」
別当出合から観光新道ルートで山頂を目指します。
またしても天気に恵まれました。ラッキーとしか言いようがない。
汗ばむ陽気ですが、冷気を含む弱い風がなんとも気持ちイイ!
最初の休憩地点でまずは腕立て伏せ。四大筋群の一つ、胸部トレーニングです。
おい、舎弟、殿ケ池ヒュッテまで走るぞ!
なにしとれん、コケんといて!
紅葉の季節が近づいてきました。二週間前の白山とはガラリとその表情を変えてます。あと一ヶ月くらいで初冠雪らしいです。季節は足早に冬へと近づいてます。
観光新道と砂防新道の合流地点の巨石の上で腹筋トレーニグ。
「No gain without pain, No sweet without sweat!」
そして一気に山頂へ! 快晴の大パノラマです。
登頂者が神々しい山々を眺めて感激している中、
私は2700Mの高度で黙々と背筋トレーニング。時折、石の下にいる若者グループと目が合うが、向こうが意識して視線をそらします。イカレタおっちゃんと関わり合いたくないご様子です。
「You don‘t get something for nothing」
「なんかあの背筋オッチャン、ブツブツ呟いてるよ・・、ダメ、見ちゃダメ!」
帰りは砂防新道を通ります。登山者は若者からお年寄りまで幅広く、その装備はどれも立派で隙がありません。
若者やトレイルランナーの方のウェアーはどれもオシャレで機能的です。登山人口が増えていることを実感できます。健康志向の高まりの中、自転車、マラソン、トレラン、登山はこれからの娯楽のトレンドとなることでしょう。
山頂付近でランパンとシャツで軽快に上りを走っているショートヘアの女性に、
「トレランですか?」 と声をかけたところ、
「いや、私は山岳登山です。これは負荷をかけてトレーニングしてるだけ!」
と大きな声でサラリと言い、雲の上に走り抜けて行った女性ランナー。その爽やかさ、大腿部からフクラハギにかけてのしなやかで美しい筋肉、まるで野を駆け巡るカモシカのようでした。梵天丸もかくありたい。
甚之助ヒュッテで私も負けじと負荷をかけての大腿部のトレーニング。さぁ、ここから走るぞ!
笑いころげた白山登山、この橋を渡り終了です。セリがないからゆっくり総湯につかって帰りましょう。
紅葉の時期の登山、それが終わるとスキーシーズン到来です。マウンテンマゾヒストの狂宴はまだまだ続きます。
コメント
これで今年の目標達成☆
楽しかったの一言です。
また来年登りましょう!
また関西道頓堀からでも、関東横浜からでも、駆けつけます!!
舎弟??これからまだまだ出世しますよ。
変なことに付き合わせないでくださいな。。。
投稿者: ado-chan | 2009年9月24日 13:00
アドさんへ
白山を我々のペースで難なく登山できたのは日頃は筋トレの成果なのでしょう。
よくがんばりました!そのガッツに敬意を表します。
来年はさらにハードな山に挑戦したいね。その時は私の舎弟としてついてくること。
またフザケタ写真撮って遊ぼうぜ!
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2009年9月24日 14:11