世界の名もなき漁村の散歩
風は相変わらず強く、海はシケ模様。夕方のセリはお休みとなりました。今晩から待ちに待った底引き漁解禁ですが・・・沖行くかな? 休みかな?
仕込みも筋トレも終わって日が暮れるまで少し時間があるから、ちょっとだけ一緒に海辺の散歩をしましょう。
カラフルな漁師の網小屋ですね。一人につき一棟、ここで破れた網を直したり、ロープを繋げたり、切ったりして漁の仕掛けを作ります。
誰かいますね。仕事の最中だけど、ちょっと覗いてみましょう。
「ハーイ、ベンおじさん、精がでるね。昨晩のアナゴ漁はどうだった?」
「nothing、全然ダメ、無だ、ナーダであり、さらなるナーダ、天にましますわれらのナーダ、願わくはナーダをあがめさせたまえ・・・」
アーネストおじさんが船でアナゴを捌いてますね。今夜の夕食はアナゴのムニエル? シチュー?
「旨そうだね、今の気分はどうだい? アーネスト?」
「最高よ、俺はいつだって気分はいいぜ」
いかがでした? 世界の名もなき漁村の散歩シリーズ。漁村フェチにはたまらないシリーズとなるでしょう。今回は戸井鮮魚国際部営業主任である姉のチッチがデンマークでふと目にした漁村の風景でした。次はどこの港のリサーチがあるのでしょうか。非常に楽しみです。
Bueno、hasta la vuelta!