シチリアの風に吹かれて
今日の゛旅する魚屋゛でのお客さんとの会話です。
お客さん 「戸井さんの瞳って、まるで外人みたいな色しとるんねーけ」
私 「イタリアとのハーフよ、母ちゃん、知らんだんか。今流行りのハイブリッドやぞ。」
信じるわけないよね? 真顔でジョークを言うのは私の芸風です。イタリアは私の憧れの地、特にシチリアは必ず行ってみたい所の1つです。リュックをかついで一人旅したいな~
そんなシチリアの夏をイメージした料理を作ってみましょう。
アジの刺身と野菜をボールの中に入れて、塩と荒引き胡椒をふりかけます。下味をしっかりつけないとピントがぼけてしまいます。
そこにオレンジやグレープフルーツなど柑橘系のフルーツを加えます。だんだんシチリアっぽくなってきた?
そこにバルサミコ酢を回しかけします。フルーツとバルサミコ酢の酸味と絡みあい、その甘味が際立ちます。
最後にEXオリーブオイルを加えてよく混ぜたら出来上がり。次は盛り付けです。
冷たい料理のときはお皿を冷蔵庫でキンキンに冷やしおくのがポイントです。反対に暖かい料理のときは軽くオーブンで温めておきます。
オレンジのスライスと野菜をお皿に並べて、
色とバランスを考慮して盛り付けします。こじんまりと高さをだしてふわっとナチュラルに、
゛アジと柑橘系フルーツのサラダ バルサミコ風味゛の完成です。どう?シチリアっぽい?
ついでに今が旬のトビウオの塩焼きもいかが? イタリアにもあるに違いない。
これは今日の注文のお造り。トビウオの酢締め、アジ、スルメイカ、クロダイ、甘エビのオール橋立産。
ワサビと醤油が似合います。
゛買出しは至福、料理は魂の救済゛ 檀一雄
何の取材だろうか? 家庭画報? 料理王国? まさかね!