船の上からワカメがまる見えです。セリ市はお休みでも、こんなスカスカの海を前に潜らずにいられるか。今日も元気に水中カメラをもってエントリー。一緒に水中散歩しましょう。

ウネリが少ないので今日のワカメ刈りは楽です。早々に仕事を切り上げて遊びましょう。

なかなか魅力的な地形が続きます。時々、根の間からクロダイが悠然と出てきます。

嫌われ者のクラゲですが、よく見るととてもキレイです。ジャガーのように曲線がスバラシイ。

これもクラゲの一種かな？　

海藻の森は小魚達の幼稚園です。

小魚目線で覗いて見ました。海面がキラキラして眩しいです。

「こっちへおいでよ！」　とベラが誘ってます。もちろん、ついていきます。ベラと浅瀬で遊ぼうか、海藻の森で昼寝しようか。

気がつくと波打ち際です。波は小さくて弱く、小石がザワザワと洗われる音が心地いい。

澄み切った水と白い砂浜、まるでジャン・リュック・ゴダール監督の「気狂いピエロ」のラストシーンのよう。その美しさがより切なさを際立たせます。

誰もいない、白くて眩しい海岸。静かすぎて一瞬不安を覚えます。こんなときに誰かと出会って恋に落ちても決して不思議じゃない。

寒さを忘れての水中散歩、皆さん、楽しかったですか？　妄想タイムはこれでおしまい。さぁ、上がりましょう。