ワカメ漁解禁だけどシケ
昨日からワカメ漁の解禁となりました。でもご覧のようなシケ模様でした。
底引き船のような大きい船ならこんな波風どうってことないですが、テンマ(小型船)ならアウトです。おまけに北風が吹き肌寒いです。
昨日の早朝、解禁のお祝い酒でみんな浜に集まりましたがシケのため休漁と決定。先週まであんなに天気、海況とも良かったのにね・・・ 海のリズムで暮らしているのでしょうがない。思い通りにならないことにもう慣れっこになりました。
買っちゃった! 一式そろえて80万円くらいしたかな。
・・・・・なんてウソです。買えるわけありません。月刊誌「金澤」さんの取材&撮影を受けました。6月号からの新連載「金沢の顔」の名誉ある第1回目として巻頭ページで掲載されるそうです。金沢には年に数回しか行かないのになんで私が選ばれるのかは疑問です。ブログのファンなの?
まぁ、いっか・・・船上でウェットスーツを着ての撮影でした。
私 「上半身脱ぎましょうか? かなり絞れてますよ」
編集者 「いや、結構です。普段のお仕事に行く格好でお願いします。
戸井さんはどうして潜水漁をやり始めたのですか?」
私 「社会的不適合者だからじゃないかな・・・」
編集者 「・・・ん?・・・、これからの若い世代にメッセージなどありますか?」
私 「安定を求めるならこんな仕事しない方がいい。
治より乱を好む者、不安定さの中に生きがいを見出せる者ならオススメだよ」
編集者 「・・・ん?・・・」
大丈夫かな? ボツになったりして・・・ 掲載予定の6月号は5/20発売です。
お隣りのガラス作家秋友さんのカブトシリーズです。戦国フェチの私としてはとても興味がある作品です。
どれにしようか悩みます。
これにしようっと! 透明感のあるクリスタルガラスを使った当世兜。当世兜とは室町時代後期以降流行した新様の兜の総称です。
桃形(ももなり)の兜鉢に黄金色に輝く日輪の前立、いいねぇ~、しびれます。秋友さんありがとう!
緊張が極限までに高まった合戦前の静寂の中、暁闇の頃から降り続く小雨が上がり霧が晴れだしました。
午前8時、朝日を浴びてキラリと輝く日輪の前立、そして一発の銃声。宇喜田軍が井伊軍に応戦、戦闘開始の狼煙が上がり、そして両軍いっせいに攻撃を開始しました。
干戈の響きのなか、井伊の武士に向かって突進しようと試みた瞬間、突如私はわき腹に火のような疼痛が走るのを覚えました。私は自分の胴丸の横に何か突き刺さっているのを知りました。
・・・続きはもういい? 戦国妄想か、キライじゃないね・・
コメント
戦国妄想家の良平さんに兜を見てもらうのは緊張しました。
気に入ってもらえて安心しました。桐箱ももう出来上がりますので、すぐにお持ちします。
ありがとうございます。
妄想用にもう一ついかが??
投稿者: 秋友です。 | 2009年4月16日 23:59
秋友さんへ
今度何かの書類を作る時、職業の欄に゛戦国妄想家゛と記入してみようかな。
要注意人物になっちゃうね。
戦国フェチとしてはさらなる作品を所望しております。
例えば・・・
信貴山城で松永久秀とともに砕け散った゛平蜘蛛の茶釜゛
本多忠勝の゛黒漆塗十二間椎形鹿角脇立兜゛
台尻と台木は木材で、筒(銃身)、引金、元目当、火挟はガラス細工の種子島銃
さらなる妄想世界へ入るためにぜひとも作って欲しいね。
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2009年4月17日 15:02