潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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あの日に帰りたい

東京へ毎年遊びに行く本当の目的は大学時代の同期や先輩、後輩達に会って飲み屋で大いに語らうことです。


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20年近く経ったなんて信じられない。あの頃の写真から笑い声が聞こえてきます。座間味の春の太陽が肌に刺す感じや、物干し竿にかけてあるウェットスーツのゴムの匂いや、ログブックや魚図鑑の本などが乱雑にテーブルにおいてある景色がフラッシュバックのように思い出されます。それもとても暖かい光に包まれています。

                 No see you long time. I miss you.

そんな気持ちになると東京へ向かいます。今回もみんなに会えて嬉しかったです。

東京は冷たいところだとか、怖いところだとか、よく聞きますが私から言わせてもらえば、田舎の方がよっぽど閉鎖的でよそ者を受け付けない人間的に寂しいところだと思います。東京はとてもフレンドリーで変な垣根はなく、たびの者に寛容です。だってほとんどみんな地方出身者なんですから。

今回だって、いつもの如く三宿のBARでかなり酔っ払って、横に座っていたタンクトップのごつい男性と腕相撲している最中に、突然三角筋に噛みついても(!?)笑って許してくれるくらいだから!! 

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眠らない街、新宿歌舞伎町一番街。この辺りに国民酒場があったんだが、もうないですね。大学3年の終り頃の寒い日、国民酒場で飲んでいて余興で一番街でナンパして引っかかったのが今の嫁さん。
今じゃ、橋立のお母ちゃん、人生何があるかわからないね。

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南青山はフレンチ、イタリアンの日本最高峰レベルの店がひしめいています。向田邦子も住んでいた青山は何か特別な空気を感じます。

この店は体育会系丸坊主の給仕が余計な笑顔を見せず、テキパキと仕事をこなしている私好みのガツン系のバスク地方料理の店です。豚肉料理のエキスパートでした。

引き算の料理なのか皿に肉一切れしか載ってない様な、それが鴨肉なのか仔牛肉なのかわからないような自己満足的なフレンチは苦手ですが、この店のシンプルだけど豪快でボリューム感のある豚肉料理は真実を食すという男気を感じました。また行きたい名店です。

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コメント

私の写真が載っていたのでびっくりしました。みんな擦れてなく、いい笑顔をしていますね。この頃の体験が私の人生の支えになっています。
今回は一緒に東京で飲めず残念でした。次の機会には是非、共に酒を酌み交わしたいと思います。

文克へ

ずいぶんとかわいい顔した文克がいるな。

みんな元気で全然変わってなくて、話題は相変わらず下ネタ中心だ。

いつまでも変わらないで欲しいな。

来年の3月、また東京でやるからそのつもりで来るように。

文克の息子のエリートスイマーの話もでてたぞ。

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