一夜干しの作り方
「干す」というごくシンプルなひと手間をかけるだけで、保存が利き生とは違う新たな味わいが生まれてきます。
ほんの数十年前までどこの家庭でも行なわれていた「干す」という行為を試してみませんか?
今はハタハタと赤カレイが旬です。浜中こればっかりです。
ハタハタはウロコがないので楽です。エラのところに小さいトゲがあるので注意してください。刺さるとちょっとだけ痛いです。
お腹に包丁を入れて内臓を取り除きます。
口のところに棒をさして干しますので、口のところまで切らないように注意してください。
血合などを水でキレイに流します。これで下処理完了。
赤カレイはお腹と背中のウロコを落とし、
ここから包丁を入れて内臓を取り除きます。このときマコを傷つけないよう気をつけます。
血合も歯ブラシで丁寧に取り除きます。これで下処理完了。
次に塩水に漬け込みます。塩水濃度は約3パーセントです。かなり薄めの濃度です。私個人としましては、観光地で売ってるようなしょっぱい干物は保存が利くだろうけど苦手です。食べれたものじゃないです。お年を召した方は特に薄味がいいのです。塩の種類にはこだわりはありません。普通の塩を使ってます。
漬け込む時間は5~6時間くらいです。あとは軽く水洗いして汚れを拭き取り、口のところに棒をさして干します。干し過ぎに注意しましょう。表面が乾けば完成、カチカチになったら干し過ぎです。
どうでした? 簡単でしょ!一度トライしてみてはいかがですか?
干物作りが趣味ですっていうオヤジ、カッコイイな~ 冷酒でグビッといっちゃってください。