イタリアン・フレンチで考える
イタリアンとフレンチ、どこに境界線があるのでしょう?カポナータとラタトゥイユは名前こそ違えどほとんど同じのような気がするし、カルパッチョとマリネもほとんど同じだし・・・まぁ、どうだっていいか。
今日のお魚でイタリアン・フレンチのメニューを考えてみましょう。
コイワシをどう料理しましょうか?
イワシを手開きにして骨を取り出します。レモンソースを効かせた香草焼きもいいし、イワシとフェンネルのパスタも旨そうです。
スズキの子供のハネです。姿のままでアクアパッツァにしますか? それとも周りにスカンピや子イカをちらしたグリルにしますか?
三枚におろしてソテー用にします。皮目からソテーして、横にカポナータを添えて、フレッシュトマトソースとプティトマト、ペスト・ジェノベーゼをまわりに添えたら立派なセコンドピアットの出来上がりです。
冬場によく水揚げされているホウボウです。
三枚におろして、身を軽く湯引きしてタコ、子イカ、ネーブルオレンジ、飾り野菜をあわせてサラダにしたら旨そうです。
寒くなると獲れだすハタハタ。
白ワインビネガー風味のエスカベッシュにすると旨そう。それも1~2日たった後の柔らかくなったやつ!
脂の乗ったブリです。
バルサミコ酢を効かせた、やや味つけの濃いカルパッチョしたら旨そう。シャキシャキで歯ざわりのいい大根のツマや万能ネギなど山盛りに添えると最高です。
でかいマコ入りのタラです。
真っ白な身です。フリットもいいし、ジャガイモと一緒にオーブン焼きもいいし、サフラン風味の煮込みも旨そう。
イタリア語でアンコウはコーダ・ディ・ロスポ、語意は゛カエルの尻尾゛。アンコウは何の抵抗もなく捌けますが、カエルは絶対イヤ、気持悪い! 不思議なものです。
尻尾にパンチェッタを巻いてたこ糸でしばりソテー、焼きあがったらスライス。ソースはアサリとキャベツとグリーンアスパラを野菜のブロードで煮詰めて最後にバターでモンテ。いいね、最新の東京イタリアンみたい!
刺し網漁で獲れたアジ。
これは刺身で食べたいね。
料理は妄想、想像力の世界です。考えているだけでお腹いっぱいになってきます。
今日の泉の浜、ナギですが明日は南の風が非常に強く吹くそうです。春一番でしょうか。
不景気の世の中といいながら、元気な方達もたくさんいます。ズワイガニを山ほど食べてね!
コメント
やっぱり石川の魚は美味そうだな。ブリの半身を刺身用、半身を照り焼き用に送ってくれない?
写真のようにカマも頭も一緒に入れといてよ。一万円くらいになるように(ブリはそんな安くないって?)適当に旬の魚をまぶしてさ・・・。
最近暇なので、食うことくらいしか楽しみがなくってさ。
投稿者: 51 | 2009年2月13日 16:04
51へ
了解! 今日、明日は春一番でシケだから来週になるね。また連絡します。
またすぐに忙しくなるから、ヒマな時はゆっくり休むか、筋トレして過ごすしかないね。
美味しい魚でも食べて英気を養ってくれ!
3月の東京での飲み会楽しみにしてるぞ。
また、相撲でもとるか!
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2009年2月13日 18:20