近くの平山城 丸岡城
日本史のなかでも室町~安土・桃山時代に特に興味がある戦国フェチの私ですが、今日は丸岡城についてちょっとだけお話しようと思います。あっ、魚には一切関係ありませんのでご了承ください。
橋立から車で30分くらいで到着します。福井平野丸岡市街地の東に位置する小高い丘陵に築かれています。いわゆる平山城です。
1576年(天正4年)に加賀一向一揆に対抗するため、柴田勝家の養子勝豊によって築かれました。
丸岡城の主の大蛇が合戦のときに霞を吐いて城を隠したという伝説があることから、別名霞ケ城といわれてます。
中に入ってみましょう。
中は三階になっております。櫓の上に物見をのせた望楼型天守の典型的な姿をとどめています。
現存する最古の天守閣ではないかともいわれています。
天守閣から見た丸岡市街。遠くまで良く見えます。
黒澤明監督の「乱」の三の城のモデルでもあります。炎上する城をバックに放心して抜け殻のようになった一文字秀虎が石段を降りていくシーンがありましたよね。
ちなみに一の城が姫路城、二の城が熊本城です。だから丸岡城が三の城に選ばれるってすごいことですよね!
野面積み石垣とカラスのように黒い城、洗練されていない無骨さ、戦国の面影を充分に残してます。
甲冑コスプレしてみたいです。いつか甲冑をまとい馬に乗り自宅の玄関前に行き、2~3周輪のりをしたあと、低音をきかせた大声で、
「開門~! 殿のお通りだ、誰かおらぬか! カイモ~ン!」
と叫んでみたいです。たぶん鬼のような形相の嫁さんが棒を持って飛び出してくるだろうな・・・