シケの合間の晴天
次から次へと低気圧が日本海を通過しますが、昨日の午前中はその合間だったのでしょうか、見事な晴天が広がりました。
こうなると我慢ができない、乱雑にスキー道具を車に放り込みスキー場へ直行!風は強いが山でも見事な太陽が姿をあらわしてました。
こんな晴天、シーズン中に何回あるのだろうか? それにほぼ貸切り状態の斜面です。平日の午前中に遊んでる大人なんてあまりいないよね?
斜面はキレイに圧雪してあります。一つのコブもないくらいです。丁寧な仕事ぶり、素晴らしいの一言です。さぁ、ガンガン滑ろうっと!
風を切る音、エッジで雪を削る音、スキー靴がきしむ音、そして照りつける太陽、すべてが心地いいスキー天国です!
後ろには白山連峰、眼下には肥沃な加賀平野、その奥には豊饒な日本海が広がります。
加賀はホントに恵まれた土地です。温泉はそこらじゅうにあるし、日本酒はトップクラスだし・・・超一流の田舎ですね。
昼頃、しだいに雲が広がってきました。次の低気圧がやってきたかな?
ちなみに遊びに行ったのは瀬女(セナ)スキー場、休憩所にアイルトン・セナのポスターが貼ってありました。
オバマ氏と小浜市みたいな関係でしょうか。早逝の英雄の目は物憂げで寂しそうでした。
白山麓の入口、手取川と大日川の合流点に位置する鳥越城、一向一揆の最後の砦です。
織田方の柴田勝家と激しく戦うものの、天正10年(1582年)3月1日、佐久間盛政によって最後まで残った吉野谷の一揆衆も敗れ、捕らえられた数百人が磔にされました。
ここに加賀の一向一揆は終焉を迎えました。敗れはしたものの一向一揆は郷土の誇りです。
午後からは大シケとなりました。漁師もいいかげんシケに飽きたでしょう。漁師がコケれば私もコケる。
漁師とは運命共同体です。ココはじっと我慢です。