今晩から蟹本番
今晩、蟹漁解禁です。明日が蟹の初セリで店頭に並ぶのが7日となります。海況はベストコンディション、大漁を期待します。
出漁前の宝勝丸。いつもと違う、ピリピリした緊張感があります。若い衆も静かな闘志をみなぎらせています。目指せ一番漁!
船頭到着、さっそく御神酒で網を清めます。
ドラムも大事なところ、清めます。
船頭の、「離せいやー」の合図で船はゆっくりと岸壁を離れ、漆黒の海へ滑り込んでいきました。
大漁を祈願いたします。
漁師は11月の蟹漁が一番金になります。初ナギ(今日のこと)は熱が出ようが、身内に不幸があろうがそんなの関係ないです。基本的に有給休暇などありませんので、指をくわえて日当20万(多分それくらいになるでしょう)をフイにできません。11月の給料は100万超えが目標です。1月,2月なんてシケで全然漁にでられないんだから、稼げるときに稼がないといけません。それは私も同じ、漁師がコケれば私もコケる、運命共同体です。
私のほうも準備万端です。蟹を注文してくださった方々、良い蟹送るよ~!
白山の山頂に薄っすらと雪化粧、山の稜線がハッキリ見えています。とても清々しい朝です。早朝に木場潟を2周ジョギング、約12キロ、体が軽いぞ。
最近買った本シリーズ
「僕って何」
高校の頃に読んだ本を発見しました。小松の高校生であった私にとって東京での独り暮らしや大学生活というものに対して強い興味を抱かせる本でした。
「ノルウェーの森」もこの本も舞台は60年後半の東京。私は80年後半に上京、あと20年早く生れたかったです。
ところで「ノルウェーの森」映画化決定ってホントなの?
「瀬島龍三 参謀の昭和史」
山崎豊子の「不毛地帯」の主人公の壱岐正のモデルではないかと言われている瀬島龍三。若くして陸軍大本営作戦参謀、シベリア抑留、戦後は伊藤忠の企業参謀、のちに会長、さらに中曽根総理の政治参謀・・・この超エリートはいったい何者なのだ?
「あの人に会いたい」
会いたい人はたくさんいます。開高健、向田邦子、井上靖、司馬遼太郎、大岡昇平、吉村昭、植村直己、一ノ瀬泰造・・・あ~ぁ、みんな死んじゃった・・・
コメント
今日は寝ずに蟹を茹でてる頃でしょうか?体調管理には十分気を付けて下さいね(^-^)
投稿者: 秋友です。 | 2008年11月 7日 00:27
秋友さんへ
初日はコケました。今日は休みです。徹夜に備えて昼寝したのに肩すかしをくらいました。夜もぐっすり眠りました。
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2008年11月 7日 11:07