なぜ、料理は採点される宿命にあるのか?
図書館から借りてきたミシュランの東京シリーズ。仕込みをしながらページをめくります。
赤じゃなくて白カレイ、生だと白カレイ独自の匂いがします。干物にすると匂いが消えて、身が厚く脂がのった極上品に変わります。
血合いをきれいに掃除して、
たて塩をして干します。
表面が乾けば出来上がり。干しすぎはダメ。
ページをめくりびっくり! 星の大盤振る舞いです。こんなにたくさん星を乱発していいのかな?
2006年度版ミシュランで「1つ星」を獲得したニースのレストラン<Kei‘s Passion>のオーナーシェフ松嶋啓介氏の偉業がなにやら霞んできます。ちなみに日本人シェフが本場フランスで星を掴み取ったなんて、国民栄誉賞なみの一大快挙でした。
ホウボウの中骨を丁寧に抜きます。
身が締まっています。コリコリした食感が持ち味です。
フクラギもキレイだな~
BRUTUSやPenて゜紹介されてるような店とはちょっと違う感じ・・・なんかしっくりこない。
イワシもここまで手をかけないと売れない。お客様は内臓と骨が大嫌い。
シケで魚が少ないときに頼りになる焼きサバ、よく売れます。
どの店もというわけじゃないが敷居が高すぎです。料金も・・・
This has to be a joke?
二人で6万円のコースとワインを飲んだら、いろいろ込みで15万円くらいかかるの?アホなフリか、死んだフリするしかないな・・・
二人でちょっといいとこで食事するならコースとワイン込みで予算は2万円くらいでしょうか。
食事した後もなにかとお金がかかるので・・・これくらいがいっぱいいっぱいかな?
ミシュラン片手に東京に遊びに行ったら身ぐるみ剥がされて帰りの電車賃もなくなってしまいそうです。
コメント
☆☆☆☆☆
華麗なる干し具合のカレーに 星5つ!
大自然と猟師さんのひとてまから生まれる『美味しい』に☆いっぱい配達したいデスゎ
あ! きのうポストを開けたら
ステキな宛名を書いて頂いて 『ポッ!』としております
投稿者: ALOHA~♪ | 2008年10月31日 11:35
ALOHA~♪さんへ
大阪ミシュランが刊行されるならRistrante ALOHATEIは、[常に良質な料理を提供している]という規定により「1つ星」を獲ることができるしょう。
その斬新で独創的な料理は、「新時代の家庭料理」と呼ぶに相応しい、というコメント付きで。
投稿者: 戸井鮮魚の良平です | 2008年10月31日 14:21