昨日の初セリ風景
甘エビを満載した宝勝丸が帰ってきました。セリ時間が30分づれ込んだおかげで焦らなくていいので気が楽です。
氷でキンキンに冷やしたハッチの中に240箱の甘エビがキレイに積み上げられています。宝勝丸はこの夏、網を吊り上げるクレーンの改造など設備投資をたくさんしています。それもこれも、海からすばやく引き上げてよりよい鮮度を保つためのもの。投資しただけのリターンは必ずあります。
甘エビの値は高からず、安からずでした。やはり初物、今日はよく売れました。
赤カレイは驚きの高値でした。エビ引くよりカレイ引いた方が金になります。
市場の魚を覗いてみましょう。
高級魚のノドグロ。買う気なし。
マトウダイ。刺身でどうぞ。
毛蟹、北海道のイメージがありますが橋立でもボチボチ揚がります。
ハタハタ、初日だから高かったです。冬になるまで待とう。
真鯛、刺身で食べてアラで味噌汁。よく売れました。
アンコウ、もう少し寒くなってから・・・
バイ貝、肝の煮付けはフォアグラ以上の珍味。
セリが始まると市場が活気づきます。セリ親のシャウトするボイス、セリ人の刺すような視線、瞬く間にセリ落とされるトロ箱をすばやくダイハチに積む運び屋、まるで古代バビロニアのような熱気と喧騒に包まれた橋立漁港でした。ボヤボヤしてると蹴飛ばされちゃうよ!