仕込みシリーズ
さーて、仕込始めますか。
まずは真鯛から。このくらいのサイズをアメリカの釣り用語では「パンサイズ」と呼びます。ちょうどフライパンに入るサイズという意味です。このくらいのサイズは何かと使い易いです。
ウロコを取り、頭を落とします。ゾクゾクするくらいの切れ味の出刃で3枚におろしていきます。
キレイな白身です。甘くてもっちりした食感。食べたくなってきた?
2枚づつパック詰め。1枚は刺身で、もう1枚はカルパッチョでどうぞ。美味しいソースの作り方は次の機会にそっと教えます。
近頃人気のアラ、鯛購入者にもれなくプレゼント。アラの味噌汁はたまらなく旨い。
まだまだたくさんいるハタハタ、このままじゃなかなか売れません。加工して付加価値をつけます。
とりあえず開いて中骨をとりましょう。
パン粉をつけるか、天麩羅にするか、どっちにしようかな?
今日はパン粉付けにしました。どう、買いたくなってきたでしょ?アツアツをサクっと食べてくっせーの。
でかくてキレイなメギスです。塩茹でした後に乾煎りしてポン酢で食べると最高です。でも半分だけ開いてフライにしようっと。
身は柔らかいが焼いたり煮たりすると身が締まります。フライもいいけどもし私がイタリアンのシェフならランチで松の実やエビのすり身などの詰め物を開いたメギスに包んで、ローリエとオレンジとレモンを添えてオーブンの中にいれて「メギスのインボルティーニ」を作るだろうな。柑橘系の香りが食欲をそそり、私の故郷(?)のシシリア島のメッシーナ海峡の風を感じるはずです。
・・・・妄想ばかりですみません・・・
夏の到来とともに揚がってくるトビウオ。
刺身、ぬたなどでお召し上がりください。