美しい桜鯛
貫禄のある姿形といい、鮮やかな色といい、魚の王の名にふさわしい真鯛。桜の頃、産卵をひかえた真鯛はとりわけ美しくなり゛桜鯛゛と呼ばれ味がよくなります。
ほぼ完璧な真鯛。ブルーのアイシャドゥと斑点がはっきり浮かびあがっています。全体的に丸味を帯びておりやさしい感じがします。この真鯛は雌ですね。
これに対して雄は頭部がコブ状に張り出しており、精悍な顔つきをしております。贈答にするなら雌をオススメします。
ちなみにこの時期の真鯛(特に中型の雌)はとっても高いです。お客さんに値を言うのが辛いくらい・・・
ご覧ください、この美しい色を! 産卵期直前になるとタマゴに必要な脂肪分が肉にたまるので一年を通じて一番旨くなります。この昆布締め、食べてみたいでしょ!
この桜鯛は贈答用です。一匹はそのままで、もう一匹は昆布締めで。
鯛の上にアラと子持ち甘エビを乗っけて・・
またまたその上に昆布締めを乗っけて・・・
シオリとチラシと挨拶文のようなものを入れて発送して終わり。海なし県へいってらっしゃい。
こんな真鯛をもらったら嬉しいだろうな。私なら、半身は刺身で、もう半身は鯛茶漬けしようか、ごまだれをまぶした山かけごはんにしようか、頭でかぶと煮でしょ、皮はカリッと揚げてサラダ仕立てにするでしょ、そしてアラでネギいっぱい入れた味噌汁にするでしょ、うーんとそして・・、中華の清蒸も捨てがたいしなー、フレンチの香草焼きにして極上のオリーブオイルとレモンをキュッと絞って食べたいしなー。悩むなー