潜水漁師が船長を務める石川県橋立漁港の遊漁船

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エビ漁頓挫 う~ん 残念・・・

エビ漁が一時中止となりました。原因はコレ。

2008年04月02日_P4020295.JPG
網にまとわりついた粘り気のある泥(?)のせいです。プランクトンの死骸なんじゃないかと言ってますがホントのところ誰もこの物体の正体はわかってません。もっとアップで見てみましょう。

2008年04月02日_P4020294.JPG
水に溶かしたとろろ昆布みたいです。春になるときまってこうなりますが今回のはちょっとヒドイです。これじゃ網目が詰まってエビが獲れないですね。

宝勝丸もエビ漁を止めて、カレイや鯛を獲りに行くこととなりました。こうなると、ロープや網の総取替えとなります。

2008年04月02日_P4020296.JPG
泥を落としながら網を陸に引き上げます。

2008年04月02日_P4020300.JPG
パレットの上に積み上げます。泥の分だけ網が重い・・・

2008年04月02日_P4020299.JPG
残念そうな表情をしている若い衆、しかし内心、エビ漁、いやエビ地獄から開放されてホッとしているはず。エビ漁に比べれば、タイやカレイ漁なんて毎晩家に帰ってシャワーできるし、晩飯もイスに座ってお皿に盛られた食事ができるし、乾いたシャツで清潔なベットに数時間寝られるし、なんていうか人間らしい生活ができます。それに比べてエビ漁はほとんど家に帰れませんし、帰っても2時間くらいかな。みんな浅野忠信クラスのアクターなのでこれくらい表情は朝飯前です。

船頭の前では沈痛な面持ち、若い衆同士だと含み笑い。その演技力、私には痛いほどわかります。

エビ漁再開は沖の泥しだいですね。

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