そろそろ干物作り始めます
晩秋になると一夜干しの季節となります。一夜干しとは完全に乾燥させず、ちょっとレアっぽい干物です。気温が10℃を下回わり北風が吹くと、そろそろ干物作りにとりかかります。今年もたくさん注文いただいておりますが、注文されたお客様、もう少し待っててね。もうちょっと、寒くならないとねー。
白カレイはクセのある匂いがあり、煮付けなどには向かないが、干物にすると匂いが抜けてとても美味しくなります。
いらないのについてきた子メッキ鯛とカワハギ、ついでにこれも干物にします。
キレイに下処理をして海水程度の塩水に数時間つけておきます。
子メッキを開き、カワハギもキレイにして塩水につけます。ちなみにカワハギはこの辺ではバクチコキと呼ばれています。゛博打で負けて身ぐるみ剥がされる゛、ということからの命名。なるほどね。
数時間後、塩水から取り出し真水でキレイに洗い、水をよくふき取ってから干します。
表面がしっとり乾いたら完成です。しっとりね。
ついでに柿も干してます。
橋立沖、刺し網漁で獲れた鮭。惣菜用に取りました。卵がないので安かったです。
身は柔らかくお餅のようでした。これで鍋なんかいかが?12月号の家庭画報の鍋特集はキレイで旨そうだったなー。