荷揚げ開始 其の二
今日の箱数は200箱、台八車5台分です。もう、夕方6:30を回っているのでセリが始まっています。急がないと間にあいません。これからセリ場でエビの大きさや鮮度など細かく選別して並べます。エビの大きさはとトロ箱に記入されているの問題ないのですが、鮮度、つまりエビの赤色が美しいかどうか選別するのは骨が折れます。まるで太陽の光にあてて宝石を鑑定するかのように難しい顔をして選別します。
私も選別するのですが本当のことをいうとあまりわかっていません。人によって意見が違い、「これ、きれいなエビけ?」 「いや、それ、2番手や」 「じゃ、これは?」 「あっ、それか、それはチョイワル」 「じゃ、これは?」 「あっ、それ、イマイチや」 といったわかったようなわかっていないようなチグハグな会話が飛び交います。つまるところ、みんなあんまりわかっていなーい。